ArrayCalc

[d&b ArrayCalc-7]スピーカーデータ作ってみよう編2

sound-star

前回、音の出し方には3種類あるとお伝えしましたが、今回はPoint Sourseについて解説していきます。

=目次=

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Point Source

※ここでは、塗りつぶしと実線での囲みは別のものだと思ってください。

緑ぬりつぶし

ここではLine sourceの時と同様に使用したいスピーカー、AMPを選択します。

No. of cabinetでは設置するスピーカーの総数を記入します。

上下同様の設定で良い場合は数字の横のアイコンをクリックしてください。

ピンク塗りつぶし

Equally spaced alongはここで入れた数字の中で均等に配置するには何メートルごとに置けばいいか?というのを算出してくれます。

At XはX軸に置く位置を決めます。X軸なので、設置する時にはカマチからどのくらいステージ側にいくのか。

At ZはZ軸になるので、スピーカーの設置する高さです。

Vertical aimingはスピーカーの上振り・下振りの値を入れます。

Rotationはスピーカー自体を縦置きするのか、横置きするのかを決めます。

Apply layoutをクリックするとこの設定が反映されます。Equally spaced alongを使用する場合Source spacing(それぞれのスピーカーの距離)が表示されます。

高さだけ一括で変えたいからという時にはこの機能を使わないでください。

ここの機能を使用する際は、全てセットで使用するようにしてください。高さだけ入れてクリックするとスピーカーが全部センターに集まってしまいます。

オレンジ塗りつぶし

スピーカー全体にかかるフィルターです。

オレンジ囲み

スピーカーパラするときに使用します。

この場合は、in/outでそれぞれパラする設定になります。

黄色囲み

スピーカーの種類を設定します。

緑ぬりつぶしでは seriesを設定しましたが、こちらでは指向性を細かく設定してきます。

ピンク囲み

スピーカーそれぞれのレベルをここに入れます。

緑囲み

ここはスピーカーそれぞれのフィルターとdelay timeになります。

青囲み

もし、均一の置き方をしない場合はここで個別に位置を記入します。

これはArrayでも同じセッティングができるのですが、一括で変更したいパラメーターがある時は、それらを選択してパラメーター上部にあるプラス/マイナスのボタンをクリックすると変更できます。

ただし、そのままだと個体の偏差を持ったまま変更されるので例えば、一括で0dBにしたい時は左側にあるRelativeというボタンをクリックしてからdBの所を0dBにすると一括変更できます。このボタンは複数選択されている時のみクリックできます。

また、この時の選択方法ですが、Shift/commandの2種類ありますが、

Shiftの場合は、初めに1つ選択した場所からshiftを押しながらクリックしたところまでを連続の複数選択します。

commandの場合は、commandを押しながら選択したものが選択できます。これは飛び地でも選択可能です。

真ん中の画面上部では上からスピーカーを見た図になっています、Dispersinをクリックすると指向性を表示できます。

そして、その下の部分では横から見た図と距離の減衰グラフが確認することができます。

断面の上にあるタブで、Attenuation balloonをクリックすると、スピーカーの指向性を3Dで確認することもできます。

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