ArrayCalc

[d&b ArrayCalc-8]スピーカーデータ作ってみよう編3

sound-star

音の出し方には3種類あるとお伝えしましたが、今回はSUB arrayについて解説していきます。

=目次=

1

SUB array

※ここでは、塗りつぶしと実線での囲みは別のものだと思ってください。

緑ぬりつぶし

ここでは今までと同様に使用したいスピーカー、AMPを選択します。

No. of positions で上下合わせたトータルのスピーカー山数を入れます。基本的には上下シンメトリーで設置して、レベル、delayなど上下同じだと思います。もし、そうでない場合は横のアイコンをクリックして下さい。上下リンクが外れます。

続いてAMPの種類を選択します。

Position ZとVertical aimingはここでは編集不可能になっています。

SUBはグランドレベルに置くことを想定されていて、それぞれのSUBは上振り、下振りはできないからです。(煽り木挟めば可能ですが・・・公式的には認めていないということでしょう)

ピンクぬりつぶし

Equally spaced alongはPoint sourceの時にあったのと同じもので、ここに入れた数値に対して何メートル置きにSUBをおいたら均等に置けますか?ということを表します。この下のSource spacingがそれぞれのSUBの芯からSUBの芯の値になります。

At Xは今回ではステージカマチからどのくらい前後しますか?という値を入れます。

SUBではここが大切で、Max freq. pattern controlという項目があり、これはこの置き方ではこの周波数までしか制御できません。ということを表してします。つまり、SUBとTOPのクロスはこれ以下で合わせないと下から上までちゃんと周波数制御できていることにはならないのです。

ここまで全て入れ込みが完了したらApply layoutをクリックしましょう。

黄色ぬりつぶし

ここではDelayを入れていきます。Delay(rel)の方はSUB全体にかかるDelayで、Dly for nom. diep. ofと書いてある方がSUB Arcの値を入れます。

SUB Arcについては、今後詳しく話していきたいと思います。

簡単いうとSUB Arcとは、SUB1つ1つが仕事をするのではなくて、SUB全部で1つの仕事をさせるという手法です。なので、数値を変えていくとそれぞれのSUBのDelay値が変化してくのがわかると思います。

全て値が入れ込めたらApply delayをクリックしましょう。

オレンジぬりつぶし

ここではSUBのフィルターが表示されます。

オレンジ囲み

ここでスピーカーの本数を入れていきます。1山何段にしますか?となります。

オレンジ囲み

ここではスピーカーの種類を選ぶのですが、基本的にはみどりぬりつぶし部分で選択したものが選ばれています。ここを使用するのは、みどりぬりつぶしでMix SUB arrayを選択した場合になります。

つまり、2種類以上のSUBを混ぜて使いたい時の設定になります。

ピンク囲み

ここでそれぞれのレベルを変えることができます。

青囲み

もし、上のピンクぬりつぶし部分の機能を使用しない場合は、ここで個別に数値を変えていきます。

注意点としてはSUBの山が2段以上になっていた場合は、Rotationがさわれなくなります。SUBを縦置きしたい場合はその縦置き分の数字を初めに入れ込む必要があります。

みどり囲み

Delayという所にSUB ArcのDelayが表示されます、

そしてTotal Delayの方にSUB Arc+SUB全体にかかるDelayが表示されています。

一度初期値で見たい時には、緑矢印のReset level + delaysをクリックして下さい。もし、levelを変えずにDelayだけ初期値で見たい場合はSUB Arcのdelay角度を0°で入力してApply delayを押して下さい。

真ん中に表示されるグラフを見ながらSUBが均一かどうか見ながらプランして下さい。

〜お問い合わせ〜

    sponsor link
    sponsor link
    記事URLをコピーしました