[d&b ArrayCalc-3]プランを始める前に…編
前回で設定が完了しました。続いて、画面上にたくさんのボタンがあるのでそれらについて簡単に紹介していきます。
=目次=
- Home画面にあるたくさんのボタン…
- それぞれのタブについて
- Venue
- Sources
- Alignment
- 3D plot
- HeadroomCalc
- Rigging plot
- Devices
- その他画面
- まとめ
Home画面にあるたくさんのボタン…
ArrayCalcを開くと初めに出てくるこの画面のことをHomeと呼びます。そしてたくさんある中で大別するとこのように赤色と青色のようになります。
赤色は、おもにArrayCalcの設定・プロジェクトについての設定
青色は、プランの中身の設定
になります。なので前回は(赤色部分の)ArrayCalcについての設定とプロジェクトについての設定を行いました。
青色の部分はプランの中身の設定とありますが、上側のタブと画面中央のボタンが同じ文字になっているかと思います。これは同じものを表していて、どちらをクリックしても同じページに飛ぶことができます。
そして、上側のタブはワークフロー順に並んでおり、左から右に作業していきます。
ちなみに、上方のタブはどのページにいても表示されています。なので、一番左のお家マークをクリックするとこのページ(Home)に戻ってくることができます。
それぞれのタブについて
これからプランをしていく上でどのタブで何ができるか確認しておきましょう。
初めのタブです。ここは会場のデータを作成する所になります。
ここで作成されたものが後で角度を決める画面やSPLマッピング画面に反映されます。なので、できる限り会場を再現して作ると良いでしょう。
ここで1つのソースに対してのスピーカーの角度やプリセットなどのプランをします。おそらくこの画面にいることが一番多いでしょう。先ほど作成された会場データはここから反映されています。
また、スピーカーを減らしたり、追加したもここでします。
前回のタブでは1つのソースに対してのプランでしたが、ここでは2つ以上のソースをプランします。
例えば、delayタイムなどそれぞれどのように作用するかを確認することができます。
ここでSPLマッピングをしてそれぞれ音がどのように聞こえるかというのを可視化します。
今回プランしたシステムでどのくらい出すことができるのかというのをシュミレーションすることができます。
例えばRHの音源など取り込んで計算させることも可能です。
2番目のタブであるSourcesでは表示されなかった細かい情報が表示されています。
フライングはもちろんスタックの場合でも表示されます。
ここではR1に流し込む時にArrayCalcのデータとAMPを互いに認識させるために必要なIDを打ち込みます。ここを間違えて作成すると、AMPにデータが流れていかないのでリモートコントロールできなくなってしまいます。
前回の設定の部分でSoundscapeをONにしている方はSoundscapeのタブも表示されているかと思います。
また、Home画面の隣に三本線のボタンがありますが、こちらは、冒頭の赤色編みかけ部分の詳細設定になります。ここに関してはいつか[知っていたら便利編]で詳しく書こうと思います!
そしてその隣にある、ハテナマークのボタンをクリックしてもらうと、下記のようなメニュが出てきます。自身でアップデートをする際には上から3つ目のCheck for updateをクリックすると最新のバージョンがあるか確認することができます。
基本的にはワークフロー順でタブは並んでいる。
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