[Smaart徹底解説-9]Generalの設定について
Sそれぞれの設定を細かく見ていくことにしましょう
=目次=
- Generalの設定について
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Generalの設定について
ここでの設定はSmaart全体に反映されます、上から順に確認してみましょう。
上のメニューにあるOptionsからGeneralで開けます。
● Line Thickness
Foreground Trace
→選択されているグラフの線の太さ設定です。 1が1番細く、5が1番太く表示されます。
Background Traces
→選択されていないグラフの線の太さ設定です。 1が1番細く、5が1番太く表示されます。
● Cursor Frequency Readout
希望するものみチェックしてください、これはカーソルをグラフに当てたときにどの情報を表示させるかという設定です。下図の赤色塗りつぶし部分です。
Frequency
→周波数のみ
Frequency&Wavelength
→周波数と波長
Frequency&Note ID
→周波数と音名(英米式)
● Cursor Time Readout
こちらもカーソルをlive IRグラフに当てた時にどの情報を表示させるかという設定です。
→Milliseconds
IRで測定対象が何ミリセカンドかを表示
→Milliseconds & Distance
IRで測定対象が何ミリセカンドとそれに対する距離を表示
● Cursor Behavior
Free Cursor Tracks Data
→チェックを入れると表示しているグラフ上をなぞるようにして周波数などの情報を表示する。外すとカーソルを好きな場所に移動することができる。
Locked Cursor Tracks Data
→ロックしたカーソルをY軸に対して固定するか、リアルタイムの音に追従させるか
カーソルロックとは?
ある周波数でcmdを押しながらクリックする(黄色部分)とその周波数で固定されます。そして、カーソルを移動させる(水色部分)と固定した周波数との差(ピンク塗りつぶし部分)が表示されます。ロックを取り消すにはcmd+Xでロックを外すことができます。
そして、Locked Cursorとはリアルタイムに音が出ているものをロックした場合にそのロックしたゲインで固定するか、周波数はロックしてゲインは出音に追従するかという選択機能です。
RHの時にピークを固定しておいて本番でどのくらい増えたかを確認したりするのに使えますね。
● Speed of Sound
Use Meters/Celsiusにチェックを入れるとメートル/摂氏仕様になります。チェックを外すとfeet/華氏になります。また、現在の音速か温度の片方を入れるとそれぞれ自動で入力され、計算に反映されます。
● International
24 Hour Clock
→SPL表示されるところが時計になります。切り替えるショートカットは”K”になります。
Use Comma Decimal in Exported Text Files
→測定データをエクスポートする時に” ; ”でデータを区切る時に使用
● Trace Movement
dB Increment
→cmd+↑/↓でグラフをY軸に対して動かすときのステップ
● Measurement Behavior
Stop Measurements on Tab Change
これにチェックを入れるとタブを切り替えると切り替える前のタブの測定はストップします。複数のタブを使用して計算したい場合にはチェックを外しておいてください。ただし、PCのスペックが関係するのでスペックを考慮してチェックを外して下さい。
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